聖闘士星矢Ωユナ。パンツじゃないのはわかってるんだが、パンツにしか見えない。



忍者漫画の第一人者、白土三平氏。
その人気作、ワタリが映画化されたのが1966年。
東映作。

当時は東宝のゴジラの独壇場だった特撮映画を、大映のガメラと大魔神が追い上げているところ。
東映も負けじとコレを期に特撮映画製作に本腰を入れると発表した。
しかし。
脚本を見た白土三平氏激怒!
「ライフワークである“階級解放闘争”が消されている!!」
まぁ当時からデリケートな話は避けていたからな。
ソレをなんとかなだめて映画製作された。
だが試写会で白土三平氏は席を蹴って出ていってしまった。
「こんな映画を上映させるわけにはいかねぇ!!」
当時の東映プロデューサー平山亨氏曰く、
「誰がどう説得したかわからない」
で、映画は公開されたが東映と白土三平氏の溝は深く、絶縁状態となった。
忍者特撮をTVでもという目標を持っていた東映は困った。
そこで白羽の矢が立ったのが横山光輝氏。
仮面の忍者 赤影、爆誕!!
大ヒット御礼。

ワタリを演じた金子吉延氏が青影を演じた。
ちなみに映画ワタリの主演は金子吉延氏のはずか、敵役の大友柳太朗が大いに目立つ内容だった。
これも白土三平氏の怒りに火を注いでいたな。
ボー・デレクが異様に目立つ類猿人ターザンみたいなものか。
横山光輝氏は原作改変に柔軟、と思われてるフシがあるが、ゴッドマーズの時言っていた。
「何言っても変えられるんで諦めた」
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